• フィリピンの美人が踊るセブの祭りシヌログ

    by  • 2013年1月15日 • 6.フィリピンでの結婚生活の知恵 • 0 Comments


     日本で成人式がある時期にフィリピンのセブでは一年で一番大きなお祭りシヌログがあります。
    この時期になるとセブ島周辺の島々から美人な高校生を代表とする民族ダンスのグループがたくさん参加して
    奇抜な衣装とダンスの鮮やかさを競い合います。

    セブ シヌログ

    各地から参加するダンスグループはそれぞれ民族的な衣装やジャングルなどの野生を象徴した衣装を羽織って踊りを競い合いますが、共通の条件として一人の美人な高校生や大学生を先頭に立たせ、子どものイエス様像を称えるように踊りを披露します。

    一見するとブラジルのリオのカーニバルを思わせるようなストリートダンスを繰り広げるセブ島では大変有名なお祭りです。

    セブ市はフィリピンを構成する島々の中央に位置する島にあり、スペインから世界一周の旅をしていたマゼランがインドに向かう途中に降り立った場所です。マゼランは初めて世界一周を達成した人物として世界史にありますが実はセブ島の原住民族との部族争いに巻き込まれ、セブ島で命を落としています。つまりマゼランの墓はセブにあるわけです。マゼランの率いていた船団はその後も旅を続けインドを経由してスペイン帰国に成功しましたので、マゼランの功績を讃えて彼が世界一周を果たした最初の人物として紹介されているわけです。(実際にマゼランの墓があるのはセブ市の空港のあるマクタン島です。)詳しくはWikipediaを参照して下さい。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%B3

    マゼランは実はフィリピンのセブに来る前にブラジルのリオ・デ・ジャネイロも訪問していますので、案外セブのストリートダンスとリオのカーニバルは近いものがあるのかもしれません。

    セブのシヌログでストリートダンス中フィリピン女性が抱える子どものイエス像もマゼランに大変ゆかりのあるものです。
    マゼランはセブ島でフィリピンに初めてキリスト教を広め、セブ市の部族王の改宗に成功します。その時、セブ王にスペインから持ってきた子どものイエス像を贈り、フィリピンで初めての教会を造ります。その教会はのちの部族間の争いなどで焼失しますが、なぜかイエス像は廃墟の中で燃えずに残っていたのを発見され、奇跡の像としてその後新しく建てられた教会で拝められ、その子どものイエス像に触ると病が治るなどセブの人々の信仰の中心になります。

    シヌログ祭り

    後にバチカンのローマ教皇からセブの子どものイエス像の奇跡が認識されると、教会の行事として毎年1月に奇跡のイエス像を教会から出し、お神輿のようなものに乗せてセブ市内をゆっくり回してセブの繁栄を祈るわけです。そういう意味では日本のお祭りと似た所があるかもしれませんね。

    photos by: dbgg1979 & nick kulas
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    国際結婚した両親のもとで育つが、お互いの理解不足のため喧嘩の絶えない家庭に苦しむ。 自分は絶対良い家庭を築くぞと心に決めて見つけた女性が何と一番嫌いな国であったフィリピンの女性! 続きはプロフィールで

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